会長挨拶

ごあいさつ

公益社団法人鹿児島県看護協会会長 田畑千穂子

 鹿児島県看護協会会員の皆様には、日頃より協会事業へのご支援やご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
 本会は看護職の職能団体として、より質の高い看護サービスの提供や一人ひとりが専門性を高めるための自己研鑽やキャリア開発への支援、継続教育の充実に努めております。本会の教育研修計画が多くの会員の皆様にご活用いただければ幸いに存じます。
 2019年は、日本看護協会があらゆる場で活躍する看護師の看護実践能力強化を目的に「看護師クリニカルラダー(日本看護協会版)」を2016年に公表して3年目を迎えます。活用の手引きとして「導入・活用編」「学習内容編」「施設における活用例編」も公表されました。本県における継続教育に関する実態調査(看護師職能Ⅰ・Ⅱが実施)では、JNAラダーを運用していると回答した施設が2割に留まっております。各地区の管理者交流会による看看連携では、既に導入された施設や導入を検討中の施設間での意見交換から地域内教育の連携も進んでいる地区もあります。今年度はさらに、JNAラダーDVD研修を各地区で計画し、各施設のJNAラダーが一歩先に進められる年になっていければと考えます。
 さて、各会員の皆様の研修ニーズに応えられますように多くの関係者の協力を頂きまして「2019年度教育研修計画」を作成いたしました。
 この計画は、本会の教育理念、教育目的・目標を基本とし、2019年度の重点事業や各事業を踏まえた教育事業となります。今年度の教育計画のポイントは、退院支援の強化として「病棟ナースができる退院支援」、医療安全では「介護施設における事故予防と急変時の対応」やリスクマネジメントの視点に立った「記録とは~カルテ開示に耐えうる記録について学ぶ~」も計画いたしました。また、「中堅ナースキャリアデザイン研修~生き生き輝いて働く~」と題し、講師に元日本看護協会長の坂本すが氏を迎えます。そして、昨年に引き続き、看護職員認知症対応能力向上研修や糖尿病重症化予防研修など診療報酬に関連した研修も実施いたします。
 最後に、看護の専門職として、「看護とは」と問い続ける中、県内の12,000名の仲間たちと共に学ぶ場として、本会をご活用いただければ幸いです。会員・非会員を問わず、多くの看護職の皆様が研修に参加していただけることを期待しております。